
「最近の住宅は、和室が多くても1部屋しかないことがほとんど。」
「畳の需要自体が減っている。畳文化は衰退傾向にある。」
「職人に頑固さは必要だが、それだけでは不十分。畳の”診察””治療””アフターケア”に愛情をそそぎ、一帖一帖に責任を持って手掛けたい。」
「日本の伝統文化である畳の良さを伝えたい。」
「職人としての技術をさらに高めることはもちろん、畳の持つ調湿機能や保温、断熱性などの特徴をPRしていき、業界を再び活性化したい。」
上に記した言葉は、これまで当店を紹介していただいたテレビや新聞などのメディアに出た私の言葉です。
これらの言葉が畳の現状であり、私の思いです。
古くから日本の家屋と言えば、畳が敷かれた和の空間を中心に造られています。
しかし近年、新築住宅やリフォームなどによる日本家屋の洋風化が進み、日本の文化である畳が失われつつあります。
「畳刺し」と呼ばれる畳職人の数や、"い草"を育てる農家自体も減ってきているのが現状です。
畳は日本の伝統です。
「畳刺し」として、自分の言動に恥じない畳づくりを行い、多くの方に畳の良さを伝えるために日々精進して参ります。