私共、マルワ農園の在る南アルプス市は、北岳を始めとする南アルプス連峰に抱かれた自然豊かな地域です。
気候型は、「夏は暑く、冬は寒い」という内陸性が顕著な「盆地気候」に分類されるそうですが、その気候と年間2000時間を越える日照時間も相俟って、果樹栽培が盛んに営まれています。
「さくらんぼ」「スモモ」「もも」「ぶどう」「なし」「りんご」「かき」「キウイフルーツ」と、初春から晩秋まで、たくさんの果物が実る果樹園は、地域の風物詩として親しまれています。
そんな中で当園は、渋柿を乾燥して作る『あんぽ柿』『枯露柿』と南アルプス市が日本一の収穫量を誇る『スモモ』の新品種『貴陽』を生産しています。
『あんぽ柿』『枯露柿』の製造工程には、自動皮むき機等の機械を導入して、省力化に努めると共にコンピュータ制御による室内乾燥設備を導入して、製品品質の向上を図っています。
また、『貴陽』の生産においては、今までのスモモのイメージを一変する大きさ、美味しさ、糖度と適度の酸味が絶妙で『スモモの女王』と呼ばれているのとは裏腹の、その栽培の難しさに立ち向かっています。
どちらの製品も、検査室の厳しいチェックをパスしたものだけが、最終の梱包・出荷工程に送られ、皆様のお手許に届くことになります。
『フルーツ王国』南アルプス市の美味しい果物を、安全に・安心して食べて頂けるよう、今後とも従業員一同精進してまいります。